おわかれ会
「平成28年度 おわかれ会」にご参加いただきありがとうございました。
今年も色々なことがありました。
大きな出来事は、大雨で川が氾濫し貯水槽がある公園に大量の水が流れてきたこと。
目の前の道路が川のようになり、子どもたちを２階に避難させ、「命を守ること」だけを考え時間を過ごしました。
最後の一人を、お母さんに引き渡したとき、安堵すると共にＴＶで流れている事件や事故・災害はいつ目の前でおきてもおかしくないのだということを改めて感じ、血の気が引いていく思いでした。 本当に無事で良かった。
毎日、当たり前のように生活できていることは、「当たり前ではない」と改めて思います。
子どもたちが今こうして元氣にいるのも、愛情をもって関わってくださる、ご両親・ご家族・おじいちゃん・おばあちゃん。
日々の保育を見守る先生方、お友だち・ご近所の方々、沢山の人たちの、ご支援・ご協力があり、今日があるということに心から感謝いたします。そして、責任の大きさも感じる毎日であります。
この先１０年後。
目の前の子どもたちが活躍する時代では、現在ある仕事の90％は無いといわれています。
人にしか出来ない仕事だけが残るというのです。 介護・保育・教育・・
私たちは「今」の子どもたちと向き合いながら、１０年後に必要となることを伝えていく必要があるのだと思います。
子どもたちはこれから、たくさんの出来事に出あうでしょう。
何かが起きた時、「「物事をどうとらえ、どんな行動をとるか」」によって、結果が大きく変わってくるのだと思います。
めぐみ保育園の子どもたちは、たくさんの人に支えられ、自分が大切な存在として育てられたことを力にして、自分の足で前に進む勇気と
自身の可能性を信じられる自信を持ってもらいたいと思います。これがあれば、どんなことも乗り越えていけるはずです。
そして、いつも近くで見守ってくださる「家族」が、一番の理解者であり、頑張る支えであると思います。
子どもたちはいつも見ていますし、いつも頼りにしています。これからも、たくさんのことを伝えていっていただきたいと思います。
一年間、めぐみ保育園を支えてくださりありがとうございました。心より感謝申し上げます。
特定非営利活動法人 あさのは会 めぐみ保育園 代表理事 武蔵藤沢めぐみ保育園 施設長 中島文恵